1838年のピュイフォルカの前身、FUCHS工房のヴェルメイユ 白蝶貝のマスカロンナイフ2本です。ピュイフォルカの創業は1820年、その立ち上げメンバーである、パリで刃物職人であったジーン・バティスト・フックスです。エミールピュイフォルカの叔父にあたります。その工房がFUCHSです。1838年の作品ですのでピュイフォルカと並行していた作品かと思います。ピュイフォルカらしいセンスが見受けられます。白蝶貝のハンドルにマスカロンの彫刻、贅沢に使用した金彩ヴェルメイユ 、何より保管状態がとても良いです。金彩剥がれがほぼございません。マスカロンとは魔除けとして使われる怖い顔のことです、怖い顔から悪いものを跳ね除ける意味で高貴な家や役所の玄関に彫刻されたり、高級カトラリーに使われていました。白蝶貝、マスカロン、金彩ヴェルメイユ 、贅沢な素材と当時の職人の素晴らしい技術を合わせた最高級カトラリーです。純銀を示す老人の刻印がございます。これは1819年8月16日から1838年5月9日の間だけ使用された刻印です。その横に極小さい刻印がございます、これがイノシシの刻印で1838年5月10日から使用された刻印です。顕微鏡で確認しましたので間違いございません。その横に女王の刻印があります。これはフランスパリの管理事務所の認定刻印です。白蝶貝に金。ヴェルメイユを施し、造形にはマスカロンを彫っています。高貴な方への献上のお品だったかもしれません。とてもロマンのある作品です。状態はとても良い保管状態でしたので良好です。経年の目立たないスレはございますが金彩もしっかり残っています。希少な作品ですのでぜひコレクションに加えていただければと思います。サイズ長さ 20cm 重さ 35g1838年 金彩 純銀950 ピュイフォルカ 前身 FUCHS ナイフ 2本 白蝶貝 マスカロン マザーオブパール 蚤の市 アンティーク オールド フランス パリ 銀食器 f461
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > キッチン/食器 > カトラリー(スプーン等) |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |